頼りになる乳酸菌

整腸作用からダイエットまで幅広く効果を発揮する乳酸菌の特徴をまとめました。

乳酸菌で血液中のコレステロールを抑制

乳酸菌には様々な健康効果があるのですが、血液中のコレステロールを抑制する効果もあります。

コレステロールは悪いものというイメージがありますが、実は非常に重要な役割を持っているのです。
血液に含まれる脂質を血中脂質といい、主なものはコレステロールや中性脂肪があります。
コレステロールは細胞膜を構成する成分です。
コレステロールはホルモンや胆汁酸などの原料になっているんですよ。

コレステロールにはHDLコレステロール(善玉)と、LDLコレステロール(悪玉)があります。
HDLコレステロールは余分なコレステロールを全身から回収して肝臓へ戻す作用があり、LDLコレステロールは肝臓から蓄えられたコレステロールを全身へ運ぶ作用があるのです。

善玉コレステロールも悪玉コレステロールも「コレステロールを運ぶと重要な役割」があるので、適量なら必要です。
しかし悪玉コレステロールが過剰に増えてしまうと、健康を損なう危険性があります。
そこで役に立ってくれるものが乳酸菌! 乳酸菌は、腸内の余分な悪玉コレステロールだけを排出してくれる作用があるのです。
乳酸菌の表面には、粘着のある物質が付着しているのですが、その物質が腸内にあるコレステロールを吸着して体外に排出してくれます。

乳酸菌のすごいところは、コレステロール値が高い時だけ排出するというところ。
コレステロール値が通常の場合は、排出されないのです。

もう一つすごいところがあります。
それは、乳酸菌が死菌の状態でも、コレステロールを吸着して排出することができるというところです。

コレステロール値を低下させたい方は、食生活の改善とともに乳酸菌を摂るようにすると、健康な体を維持させることができます。
乳酸菌の健康効果は、この他にもたくさんあるので健康志向の高い方にも乳酸菌はオススメ。
乳酸菌を摂る方法は、ヨーグルトでも乳酸菌飲料でも乳酸菌サプリでも大丈夫です。
継続しやすい方法で、摂取してくださいね。

乳酸菌を摂って、コレステロールを抑制しましょう! また、いくら身体に良いからといっても乳酸菌の一日の摂取量は守りましょう。